Porte Coffeeのチーズケーキ

友人に勧められ、映画「トゥルーマン・ショー」を見ました。内容はある1人の男の人生がテレビドラマとしてずっと生放送されているというもの。VRの先駆けみたいなあらすじ。私も小学生1年のとき教室の水槽を見て、「もしこの世界がこの水槽のようにだれかに作られ観察されているとしたら?」という疑念に駆られました。よく晴れた午後の昼休みだった。トゥルーマン・ショーの観客みたいにその場面は俯瞰で浮かんでくる。ひとかけらの不安には数秒後には消し飛びました。あるひとつの答えが出たのです。数年後に「もし自分はすでに死んでいて、今ある知覚はもっと行きたかった自分が生んだ妄念なのでは?」という疑念にも通じた答えです。

答えは「もしそうだとしても精一杯生きて人生を楽しむしかない」。創造主がいたとしても干渉は不可です。小説の登場人物が作者にモノを申せないように。水槽の魚が教室の端で生徒の慰みになっているように。

珈琲の愉しみ

さて、時はたちいつかの少年も好きな人ができ仕事をして生活し割と自由になってきます。学校という巨大な水槽から抜け出したら大変でしたが楽になりました。エサ代を稼ぐのもラクではないですが。

次第に珈琲の愉しみも覚え、苦さも悪くはないとわかってきます。なので今日も今日とて珈琲を飲みにいきましょう。

津山に帰ってきてから一年間、岡山市に出ていませんでした。やたら鳥取方面は出ていたけど。岡山市はいい街という印象です。ゴミもそんなに落ちていないし。カフェもレベルが高そう。

今回は高島屋からさらに県庁を通り過ぎた中区に足を伸ばしてみました。道路沿いを歩いているとよさそうなカフェが。

私はポルトガルの港町、ポルトで終生の時を迎えたいと常々考えております。そのポルトからとったかはわかりませんがなにか縁がありそうです。看板にも新たな出会いを誘発してくれそうな文句が。さっそく入ってみましょう。

まじうめえ

わりとこじんまりとした店内。焙煎機が店の横に。店内で焙煎してるといううのはいいですね。津山にはなかなかありません。カウンター席にすわり、ご主人に注文しました。珈琲は焙煎具合によって4段階に分かれています。今日はハイローストを選びました。豆はエチオピアのイルガチェフェ GI(地区はどこだったか…)のハニープロセス。ハニープロセスは初めてなので楽しみです。飲んでみると…うま!と小声で思わず叫んでしまいました。エチオピアらしい香りの高さと嫌味のない酸味、フルーティー感。バランス最強やな。ひさしぶりにレベルの高い珈琲をのみました。

いっしょに頼んだチーズケーキも絶品です。珈琲に合うよう設計された濃厚さ。これはたまらん。

ご主人の谷村さんに話を聞くと、鏡野のご出身だそうです。PORTの飯綱さんや津山のRainbow Coffee Roastlyさんも知っておられました。岡山に10年ほど住まわれているそうで去年開業されたとのこと。岡山で知り合われた奥様もたまたま来られていていました。

トゥルーマンも映画のラスト、勇気を以って扉を開きましたが、ポルト珈琲さんの扉を開けると新しいご縁ありました。みなさんもぜひ訪ねてみてください。

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