Kandytown / Adobisary Remixes EP

東京都世田谷区を拠点に活動するKandytownが2ndアルバムからすぐさまリミックスEPを発表しました。

アルバムを発表してからリミックス作品をリリースするのは2000年あたりでは当たり前の流れでしたが、昨今はあまり見られず。Kandytownがこの動きをしたことからも、タームが2000年ごろに移ってきたのかという印象です。

メンバーの充実

EyescreamマガジンからでKandytownの特集が組まれていました。彼らのカルチャー/ファッションの注目度が伺えます。同紙にメンバーへの質問表が掲載されていました。メンバーの年齢が20歳半ばから後半に差し掛かり、力強い大人になった印象です。リリックの内容も、いい意味で浮かれていたとこから地に足ついた生活へのことを歌っている。IOは結婚して子供も生まれてみたいですし。生活環境の変化がつくる音楽にストレートに反映されるのもヒップホップ のおもしろさ。

1stアルバム以降はメンバーのソロアルバムのリリースがつづき、やることをやり続けていました。音楽の向き合う姿勢がリスペクトの要因でしょうか。

特に、Gottz、Holly Qの成長がKandytown 全体の特徴を変えています。IO、Keijuの音楽性の高さ、彼らのメランコリーやYushiの死が影を落としていました。そこから現メンバーのこれからを生きる今に視点が変化したようです。経験と彼らのセンスを武器に。

メンバーのソロアルバムでは、BSCの「Japino」が良かった。

教会をジャケにしたこのアルバムは多彩なプロデューサーが提供していますが、トラップやマンブルがほぼなくオーセンティックなビートが選択されています。Kandytown の1stアルバムの録音も彼が取り仕切ったことからも彼のビート選びのセンスの影響は大きいようです。すごくいいビートをチョイスしているんですよね。「Rosegold」なんかほんといいビート。Holly Qは上杉柊平という名前で俳優もやっています。Kandytownはそこまでスキルフルなグループではないですが彼の荒削りで無骨な乗せ方が耳を引きます。センスがいい、つまり繊細な面も併せ持つということですが、彼の荒々しさが竜骨のように力強さを与えている。

メンバーの成長が音楽性の変化をもたらしている。これからの音源も楽しみです。

https://open.spotify.com/album/77XDXiod7iOF0wq6bVmQuS?si=uU_WbAJDSRGo8ZWirNej3w

https://open.spotify.com/album/5Sw5sVjWRfSKRZJLDeJcvo?si=jswfsjCkR5aTpRsfbeLZRg

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