湘南移住記 十三話 「そういえば三浦市に行ったことがない」

津山を出る、ことに関しては女将と話し合って決めたが、移住先の地域及び物件は私の独断で決めた。物件を決めて女将に報告するも、「神奈川行ったことないし」と言われはっとした。そうだ、そういえば俺も三浦市に行ったことがないんだった。

初めての土地

これが例えば住み慣れた神戸なら、神戸のどの地域を選んでも生活のノリはある程度想像できる。店をやるとなってもどのへんでやればいいかは見当はついている。ただ一回も行ったことのない場所だとよくわからん。

鎌倉や葉山だと物価が高いイメージだが、移住者ブログの情報を総合するとそうでもない。物件を見ると家賃が高い物件も多く、平均して相場も高いが安い物件も存在する。ワンルームなら三万からあって、この価格帯の物件は神戸市灘区でもなかなか見つからない。たしかに七里ヶ浜や江ノ島付近などいわゆる海一列目物件はアッパークラスが住むので高いが、大船や十二ヶ所など安いエリアも存在する。スーパーにしてもこちらでいうラムーみたいな格安スーパーもある。葉山もそうで、「高いとこもあるが安いとこの選択の幅がある」というのが正しいみたいだ。東京でも港区は高いが八王子は安い。自分のしたい暮らしに合わせて選べばいいだけだ。

しかし三浦市は移住者のブログはあっても、移住してからの暮らしを綴ったブログが少ない。みんな溶け込んでしまったのだろうか。三崎には朝市があったり安いスーパーの目星はつけているが、まあ行ってみんとわからんし。楽しみにしておこう。

わかっているのは三崎口駅から東京までは電車で一時間。立派な東京圏だ。三崎から駅まで距離があるっぽいがバスもあるだろう。今は東京に通いはできないだろうがリモートワークならできる。JavaScriptとか学び直してプログラムの仕事やろかなー。店立ち上がるまでに。店もすぐやりたい。どこらへんがええやろか。どこらへんがええやろかというよりこの流れだとばっちりの場所が見つかるだろう。

女将は東京向き

東京はどうか、と提案してくれたのは女将で、緊急事態宣言がなければ東京に住んでいたかもしれない。杉並区の下井草に六万台で二人暮らしペット可の物件があった。近くに家賃10万円のいい店舗物件もある。子供を育てるにはいい場所ではないだろうから、子供が産まれるまでは東京もいいかもしれん。オリンピックもなくなるだろうから、東京の最後の盛り上がりを見れるかも。コロナ以降は東京に住むメリットもなくなり、みな地方に散らばるだろう。

就活時に東京によくいたそうなので東京には詳しいようである。以前ノリで国会議事堂に行った時にそれを感じて、いつかはという思いが芽生えた。28の時は私も西荻窪に呼ばれていたし。

三浦市で店舗物件を探してみると家賃5万円台からであった。いい場所が見つかればいいなあ。

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