湘南移住期 第十五話 「また一から」

もう2月。私は派遣の仕事からくる疲労からか、月日が経つのが遅く感じます。水墨画のような淡い山々に粉雪が訪れ津山ならではの風景もこれで見納めかもしれません。

進めていた三浦市のアパートの契約を破棄しました。理由は不動産会社の対応です。あまりに手違いが多く、このまま進めたとしても何か起きるだろうな、という判断です。契約金の返金も終わり、これからまたさがすという状況になりました。振り出しに戻る、といったところでしょうか。

ことのあらましを書きますが、あまりWeb上で悪口を書きたくありません。私の主観の話ですし一方的になりますから。この話が読んでくださる皆さまが引っ越しする時とか、何か役に立てればという思いで綴ります。

信頼

本来なら今日に送付された契約書を基にLINE電話で契約をする段取りだった。つまり、3月に三浦に住むことが確約されていた。三浦で何を食べようか、とか安いスーパーはどこでどのくらいの距離があるのか。生活のシミュレーションを兼ねた情報収集に勤しんでいた。ゴールが遠く道のりが見えなかった今までから考えるとたいそうたのしい作業だった。多少気が明るくなってきたと思う。店の閉店からアパートの契約まで1ヶ月半だったのでスムースにことは進んでいたはずだった。

契約をやめた理由としては不動産屋の対応だった。去年の12月末に募集が始まり、年始に連絡をすると既に他の人が審査に入っているという回答だった。コロナ禍の津山、仕事が少ない。その中でなんとか3月初旬までの仕事が決まり、やっとこさ移住の目処がついてきたところ、この物件を見つけた。

ジモティーで見つけた物件。初期費用がとても安く、広く、Wi-Fiが無料で、家賃の割にいいデザイナーズマンションだった。ペット可、家賃五万円で一軒家の物件など見つけられていたが、初期費用が30万かかる。3月に50万貯めたとしても引っ越し経費などを考えると初月にいきなりピンチになる可能性もある。猫と女将を連れてそれはリスキーすぎるので、なにかいい手はないかと考えあぐねてところに出てきた物件。最初、連絡すると既に他の人が応募しているので断られたが、翌日にメールで他の部屋の退去が決まったのでどうかという連絡が来た。渡りに船、と言うやつで早速申し込んだ。

今思うとこの時点で少し考慮ずべきだった。電話口で、他の人が先に応募しているがあなたを優先させますと言われ、いやそれは順番守れよと思ったのだが条件面で進めてしまった。審査会社に連絡してくれと言われその後いくつかうーんとなる出来事が続いて破棄という結果になった。

女将は早い時点でどうなんと言っていた。こういう時の直感はとても大事である。条件が良かったとしても物事を進める内に問題が出てくるかもしれない。一度住んでしまうと出るにも費用がかかるし、対応できなくなる恐れがある。

ということで、また一から物件探しです。とはいうものの鎌倉〜逗子〜葉山の家賃5-6万円のラインで目星はついており、初期費用も最安23万円くらいから。仕事をみつけていくという条件つきでいける。

本田圭佑いわく、問題を楽しんでいきます。あともうすこし。春が今から楽しみです。

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