湘南移住記 第六十七話 「Lively」

三崎港は、活気がある。日曜日には朝一が開催され、夕方まで観光客で賑わう。

活気がある理由として、京急が三浦まぐろきっぷというチケットを販売しているということが挙げれるだろう。三浦までの行き帰りと、マグロ丼の食事がついて、3000円程度。

三浦は日帰りの旅行にはちょうどいい距離感だそうだ。同じ神奈川県下の横浜市からでさえも、三崎口駅からバスで乗り継げば1時間半はかかる。その時間と距離がちょうどよくて、ちょっとした旅気分を味わえる。東京から鎌倉に行くのと似ているだろう。

私がバイトをしているマグロ屋さんも、コロナ禍前には1日に100万円を売り上げていたそうだ。津山の飲食店でその数字をあげれる個人店はなかなかないだろう。

hatisは、1日1万円を売り上げるだけでも大変だった。利益のみのためにやるわけではないが、回していくためには必要なものでもある。シンプルにたくさんの方に来て頂いた方が楽しいので、よい集客を目指そう。

うらり

仕事終わり、うらりという施設に寄ってみた。一階はマグロ市場は、初めて三崎に来た時におばちゃんに鮪を売りつけられそうになって避けていたが、2階は野菜売り場になっており、ドリンクを飲める小洒落たカウンターもあった。ココナッツの香りがするクラフトビールもあるらしく、気になった。めずらしい。

野菜市場には安価な地野菜が販売されていた。中には、見たことのない野菜もあった。小玉スイカが所狭しと並んでいる風景は、いままでに見たことのないものだった。今日は、ししとうと、小田原のミックススパイスが安くなっていたので購入した。魚や野菜だけでなく肉も売っていた。閉店間際になると値引きされているので、夕方に訪問するのがいいだろう。

郵便を出しに行くついでに、夜の三崎港を歩いた。意外と、火が灯っている店が多い。観光客ではなく、地元の人が来ている。うどん屋の〈はるかぜ〉、中華屋の〈ポパイ〉、〈本と屯〉、〈ミサキプレッソ〉。昼は温度が高いが、夜は風が涼しく、散策にはもってこいだ。

〈ミサキプレッソ〉の軒先には、白い椅子を出して、初老の男性達が瓶のジンジャーエールをのみながら談笑している。かっこいい大人だった。津山にも、こういう光景を作ることができたら。いや、つくろう。

三崎港はどうもおもしろい街のようだ。これから人脈を広げて、堪能していこう。せっかくの縁。

毎朝、おきたらいいイメージを浮かべるルーティーンをする。

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