湘南移住記 第103話 「ひっこし」

三浦から横須賀に荷物を運ぶために、女将が岡山から来てくれた。いつもの深夜バス、6時半に横浜スカイビル到着した。私は、三浦でなく横須賀から横浜に向かった。横須賀で初めて寝泊まりしたということだ。

布団はもっていけれないので、カバンに薄いタオルケットだけもっていった。横須賀の夜は寒く、眠れなかったが、暖房をつけてなんとか寝れた。

横浜に着いた女将は無一文だった。腹が減っているだろうから、横浜駅の500円くらいで食べれるビュッフェに連れて行く。ところが、ビュッフェがやってなかった。普通のモーニングで、ドリンクバーがついていた。残念なので、オレンジジュースとアイストロピカルティーを2種類のむ。

おひっこし

朝食を済ませ、横須賀へ。9:00着。荷物を運ぶためにレンタカーを借りる。以前も借りた店に問い合わせると、10:00に来てくれと言われた。リヴィン横須賀へ行って、1時間ほど時間を潰した。雨が降ってきた。女将は、私が雨女なのかなと呟いていた。

レンタカーを借りて三浦へ向かう。バンを借りたいところだが、三浦は道が狭く、軽を借りた。大津の交差点から、佐原まで出て、YRP野比へ。そこから海岸沿いを走った。雨で海は荒れていた。ウインドサーフィンをしている人をちらほら見かけた。

三浦から横須賀へ、結局2往復した。道が細いので、女将が運転に神経をすり減らしていた。

三崎の探索

世話になったマグロ屋に挨拶に行く。初めて客としてご飯を頂いた。サービスしてくれた。ありがたかった。職場の方には、横須賀の物件や、女将についてよく相談に乗ってもらっていた。

三崎に着くと、不思議に雨が上がっていた。最後に、三崎を散策することにした。

荷物を運び終わると、晩の六時をまわっていた。横須賀の家も道が細く、案外大変だった。

横須賀の夜

安浦町の〈安忠〉さんで打ち上げをする。85歳には見えないお母さんが1人をしていた。コロナで休業をしていて、今日が再開日らしかった。

珍しいでしょう、と言って、サワガニを勧めてくれた。食べるとうまかったが、お母さんにやだ、私食べたことないのに、よく食べるわねえ!と言われた。食べたことをないものを勧められたようだった。

話を聞くと、この辺りも10件ほど飲み屋があったが、コロナでもう2件ほどしか空いてないらしい。寂しい話だ。

コロナで家で飲む習慣が人々についているらしい。このお店も久々の再開だというのに、私たち以外常連さんも来ていなかった。

旦那さんに先立たれてお母さん1人でやってるらしい。ぜひみなさん行ってあげてください。

店を出て、家に荷物を置いてドブ板通りへ。女将がやたら行きたがっていたからだ。

夜のドブ板通りは、あらゆる店からクラブのように音がガンガン鳴っている。大阪のアメ村のようだった。よう入らなかったが、ワクワクした。だが、あまり人通りは戻っていない。

そのまま汐入の〈カギロイ〉さんへワインを飲みに行った。長野のワインが美味かった。店主の松田さんが女将を横須賀へくるよう説得してくれた。女将も、どうやら横須賀が気に入ってくれたようだ。

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