湘南移住記 第135話 「生きがい」

仕事が決まらない。あたってもあたっても条件が当てはまらない。週5だと長期でもいい条件で雇ってもらえそうなのだが、週4だと途端に間口が狭くなる。

ここは、短期で割り切った方がいいかもしれない。店をオープンして、集客を考え、利益をあげることに意識を向けたほうがいい。

今日は前進。第一客室の床の塗装をほぼ終えた。ブラシで塗っていたが、ローラーを買うとすぐ終わった。道具は重要だ。

Morningよりの使者

道具を買いに行く途中、横須賀中央more’sに出張している〈From the morning〉さんに立ち寄ってみた。店の軒先にレコードがあったからだ。

店主の方は飲食をしていて、26歳くらいでいきなり古着の店を立ち上げたそうだ。

かなりフランクに接してもらった。ご友人が津山の内田縫製に就職したそうで、ご縁があった。次の店の場所を探しているそうだった。私も家を探しているので、並行で探ることにした。

日の出町の〈食事処みんな家〉でからあげと刺身の定食をたべた。

食べ終えて出る時に、ご主人に「背がでかいから頭ぶつけないようにね」と言って頂けた。お店の雰囲気が温かくて、心が充足した。元女将と猫たちと別れ、独りになり、寂しさがあったので、温かさがとても身にしみた。またこよう。そして私も、灯になるような店作りをしよう。

平坂に〈ヒマラヤ〉というアジアの食材を取り扱うお店ができていた。スパイスがほぼほぼ揃っていたので、ありがたい。このタイミングはほとんど天啓だ。

同じく平坂の金物屋さんへ珈琲の焙煎につかう鋳物コンロを買い求めに行くが、元栓の口があわないようで、保留。一重のコンロでも焙煎ができる火力がでるか調べている。

客室の灯りを変えた。ソケットも買ったが、よく見ると電球を変えればいいだけだった。

生きがい

津山の店のお客さんだったみくちゃんから連絡があった。hatisで珈琲に触れ、カルディで働くことになったそうだ。嬉しい。

なにかを発し、こうやってだれかと縁ができ、いい影響を与えていくことが、自分の生きがいなのだろう。

元女将とは別々になったことを伝えた。2人とも仲良くしてくれていたので、伝えるのがつらかった。

今も辛いが、1人になって私がどこまでやれるか試されている。県立大学駅からの坂道をあがるとき、自分に気力が湧いてきていることがわかった。

喪失感は止まらないが、萌芽のようなものが心の淵に再生され始めているのも感じる。実際、聴こえる音楽がそうだった。

意識の変容

これからだ。登り坂をたのしもう。

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