湘南移住記 第146話 「石、出ぬ」

尿道結石が発症してから5日。いまだ石は出てこない。

金曜日、土曜日ともに堪えきれない痛みでが半日続いた。止まっても体がだるく、動けない。改装に関することはなにもできなかった。

尿道結石による計画の遅延

金曜日に水道工事を頼んでいたが、依頼した人の都合が悪くなり出来なくなった。営業許可までの最後の難関もいまだ通り抜けれず。もう自分でやるしかないか。

今週で仕上げようと思っていた客室の作業がまるで出来ていない。再来週のプレオープンに間に合うかどうかになってきた。

なにより焙煎だ。珈琲の焙煎がうまくいっていない。テストで飲んでもらって美味しいと言ってもらったから、多分、現時点で店で出したとしてもそれなりの評価はもらえるはず。

だが、私自身が納得いってない状態で出すのは1番よくない。それだけはしてはいけない。納得してないものを出すことは、美味い不味い以前に、誠意がない。お金を出して頂く態度ではない。

納得のいく焙煎が出来なければ、プレオープンは延期する。

ありもしない仮定

日曜日。三崎のマグロ屋が手伝ってくれと連絡がきていたので、働きに行く。痛みは続いていたが、我慢できる程度だった。いけると判断し、佐野二丁目のバス停から出発する。

早く起きていたので、いつもの時刻よりも早く出た。横須賀市長井のあたりで腹が痛くなったので、下車してトイレを探した。早めに出たことが功を奏した。

ちょうど近くにあった〈すなかごっそ〉という野菜直売所のトイレを借りようとすると、小さい子供を連れた父親が入って行った。我慢して待つ。危なかったが親子が出てきてくれた。〈すなかごっそ〉はオープン前にも関わらず人の列ができていた。人々は新鮮な野菜を求めている。

三浦市のキャベツ畑

三浦半島の南端に位置する三浦市は春めいて、暖かった。三崎口駅には桜が咲いていて、カメラを持っ男性が仕切りにシャッターを切っている。

三崎口駅のロータリー

三浦市に来ると安堵感を覚えるようにもなっていた。この畑ばかりの穏やかな土地に。去年の感覚が蘇ってくる。

痛みを堪えてなんとか働けたが、疲労感が強い。倦怠感は痛み止めの副作用と思っていたが、体自体が消耗しているようだった。

飲んだ後、肌がちょっとかゆくなったがこのチューハイは大丈夫

リフォームされた〈山田酒店〉で山梨のクラフトももチューハイ(270円)を買う。三崎港から三崎東岡まで歩き、バスで帰った。帰っても独りだ。吉田から、アルネ津山で私の母に会ったとメールがきていたので返信する。ひさしぶりに母に連絡した。元気そうだった。

石を出すために、逗子で買ったお茶を淹れて飲む。気持ちをリセットして来週もタスクをこなす。

佐野町の京急ストアで黒胡麻最中を買う。お茶によくあった。明日までに石が出てくればいいのだが。

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